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ベルリンの壁崩壊は歴史上最も素晴らしい勘違いで起こった|ザ!世界仰天ニュース  [テレビ]

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8月14日の日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」でベルリンの壁崩壊について放送されました。1989年11月9日、約30年もの間人々の自由を奪っていたベルリンの壁が崩壊しました。しかも一人の負傷者もいない歴史上まれにみる平和的解決。それはある一人の勘違いから起こったもので「歴史上最も素晴らしい勘違い」と後に言われるようになりました。

ベルリンの壁が崩壊してもう25年も経つのですか、早いものです。私が旅行でドイツに行った時は、西ドイツだけしか観光できませんでした。しかもモスクワ経由で行ったものですから、モスクワ空港に降りたとき、ソ連の兵隊が機銃を持って監視しているのを目の当たりに見ました。
1989年当時ソ連の共産党書記長にゴルバチョフ氏がなって、一気に東ヨーロッパ共産諸国に対するソ連の締めつけが弱くなったのを記憶しております。
東ドイツも一人の勘違いがなくても、ベルリンの壁は崩壊していたでしょうし東西ドイツも統合されていたのではないでしょうか。これも全てはゴルバチョフ氏のおかげだと思います。

「歴史的勘違い ベルリンの壁崩壊」ザ!世界仰天ニュース




以下引用:
1949年、第2次世界大戦に破れたドイツは東西2つに引き裂かれ資本主義国の西ドイツと社会主義国の東ドイツが誕生。その時、東ドイツに位置したベルリンも西と東に分裂。つまり東ドイツの中に西側の西ベルリンが存在することになってしまったのです。やがて東ドイツから多くの国民が豊かさを求めて西へ流出しだすと1961年、東ドイツ政府は西ベルリンを囲む155kmにも及ぶ壁を作りました。それがベルリンの壁です。東ベルリンから西ベルリンに入れれば飛行機などで西ドイツへ行くことができ自由が得られますが、無断で壁を越えようとすれば射殺されることもありました。

そんな頃、東側のハンガリーは自由化へ向け歩き始めていました。すると東ドイツの人々もハンガリーを経由して西ドイツへと渡っていく者が増え始めました。やがて東ドイツでは旅行の自由、言論の自由など改革を求める多くの人々が大規模なデモを起こし始めました。そんな動きに政府も困り果てていました。

東ドイツ内務省では国民の旅行について新しい政令を考えていました。旅券局長だったゲアハルト・ラウターはデモを鎮めるための大胆な政令案を考えました。それは外国旅行を無条件で認める、出国ビザを遅滞なく発給するという規制を大幅に緩和する政令案。実は当時パスポートを持っていたのは東ドイツ国民の4人に1人。しかも出国のビザは何段階にも分かれていたため、申請だけでも日数がかかりました。そういうこともあり、これで西側へ一気に流出することもないだろうと考えていました。そしてその政令案に「報道機関への発表は明日午前4時以降とする」という重要な一文を書き加えました。

午後4時、ゲアハルト・ラウターの考えた政令案は共産党中央委員会で承認されました。この委員会に遅れて登場したのがギュンター・シャボウスキー。報道官に就任したばかりのギュンター・シャボウスキーは記者会見の準備に追われ会議に遅れてしまいました。詳しい内容を全く把握せず書類を受け取ったギュンター・シャボウスキー。午後18時、世界各地から200人もの記者が集まる中、運命の記者会見が始まりました。記者団の中から「国民から非難を浴びている出国規制について政府はどうするおつもりですか?」と質問をされました。ギュンター・シャボウスキーは委員会に遅刻したため、その件について内容を把握しておらずあせりました。そこで、さっき貰った書類を見ると「外国旅行を無条件で認める」の一文が目に入りました。すると、ギュンター・シャボウスキーは「東ドイツ国民は自由に外国旅行をすることを許可します」と報道解禁前の内容を話し始めてしまったのです。記者からいつ発令するのか聞かれたギュンター・シャボウスキーは目に飛び込んできた「出国ビザを遅滞なく発給する」を勘違いし「私が知る限りでは…今でしょう。東ドイツ国民は今すぐ全ての国境通過過点からの出国が認められます」と発言。

その頃ゲアハルト・ラウターのもとへは法務大臣から「規制を緩めすぎなので修正してほしい」と連絡が入っていました。しかし時すでに遅し。この会見はすぐさまテレビで大々的に報道され人々はベルリンの壁に押し寄せました。何も聞かされていなかった検問所は群衆に大慌て。イエガー大佐は国民を出すことを決意。そうして午後11時30分、ついに30年間ドイツ国民を分断していたベルリンの壁が解放されたのです。このベルリンの壁崩壊をきっかけに翌年、東西ドイツが平和的に統合。それをきっかけに東欧の社会主義政権やソ連も崩壊。長きに渡る西側と東側の冷戦の終結を迎えることになりました。一つの大勘違いが歴史的な世界平和をもたらしたのです。


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